2002/12/13（金）【赤い斑点】 ユウちゃんのお尻の穴の脇に赤い斑点みたいな跡があった・・・。良く見ると赤く血がにじんでいるようにも見える。 「ナニコレ？」と不安で一杯になった。今日は人と会う約束があったんだけど、少し遅れる事を告げて病院に向かった。 「膿とか溜まる前兆なのかな・・・・」とか色々考え込みながら病院への道を足早に歩いた。 患者さんは誰も居なかったので速攻で見てもらえた。診断ではまだ良く分からないそうだ。外的要因が強いと先生は言った。 「触ってもシコリが無いし、膿が溜まり始めているとは今の段階では思えません」ということだった。「噛まれたか、油が跳ねて焼けどしたとか、タバコの火が点いている灰を お尻にくっつけたとか・・・」と様々な原因を推測。10日にタカが感電した時、ユウちゃんが近くに居たんだ。でもタカに気をとられていてユウちゃんは全く私は気にしていなかった。 火の粉が飛んだんだ。あの時・・・もしかしてそれかな？とも思った。火の粉が飛んだ上をユウちゃんが歩いてしまったら考えられる事だった。 もし火傷だった場合は数日後に悪化するので気をつけた方が良いと先生は言った。「跡から化膿したり、皮膚が剥がれたり水ぶくれになったりするんですよ。」と言われた。 炎症を止める飲み薬をもらった。「消炎剤」が入っているお薬です。炎症を抑える為だそうです。本当はステロイド剤が良いそうですが、強い薬なので今回は徐々に治しましょう・・・ということでした。 ユウの体重750g（前回と変化なし）：診察料600円、内服料1380円、合計2079円（消費税込み） 2002/12/27（金）【続・赤い斑点】 薬の投与と23日の検診でも完治したと獣医の先生にも言われて一安心してましたが、昨日ユウちゃんのお尻をみたら 同じところが赤くなってました。今度は前回よりも色が濃く真っ赤っていう感じでした。昨日は病院が休診だったので先生にも連絡しませんでした。 今日みたらまた色が薄くなっていて治ってきているようです。もう少し様子を見ることにします。今度はちょっと盛り上がっている気がするんですよね。 火傷は後日ひどくなるって言ってたし・・・ちょっと心配。年末年始は休診のところが多くなりますね。皆さんは休診日、チェックしてるかなぁ？ かかりつけの病院が駄目な時は動物専用の救急病院が近くにあるので、ウチは大丈夫なんだけどね。 2003/05/17(土）【肥満細胞腫】 2002年12月13日及び27日の日記に記載していますが、ユウチャンのお尻の穴の脇に赤い斑点が出来たという話をしました。 あの後、再発しては自然治癒の繰り返しをしてました。ココ2,3日、その斑点が 血豆の様な感じでひどくなってきたので病院へ行きました。臭腺の取り残しか・・・あるいは「肥満細胞腫」の可能性もあるという事でした。 耳慣れないその言葉。犬によく見られる腫瘍です。別に肥満なわけなじゃないんです。犬の場合は悪性が多く、手に出来たら転移する前に肩から切除するという ことでした。顔が青ざめた・・・。 でもフェレットの場合は良性が多いとの事で、その部分のみを切除すれば完治する事例が多いということでした。もし悪性だったら・・・と不安が残ります。 ユウチャンその腫瘍のような所に針を刺して中の細胞を少し出した。外注の専門的な機関へ検査を依頼するとのことでした。２週間後に結果が出ます。怖い。 とりあえず抗生物質をもらった。ステロイド剤だろうな。ユウちゃん、またすぐに治って欲しいよ。悪性じゃありませんように・・・。 ＜今日の診療明細＞ ・診察料・・・600円 ・細胞診及び外注検査料・・・3500円 ・薬代（１週間分）・・・1380円 ・タカの整腸剤・・・2000円 合計：7854円（消費税込み） ＜左が12月の写真で右が今日の写真です＞ →→→ 2003/05/23(金）【経過報告】 写真を見ればお分かりかと思いますが、赤い症状は消えました。薬も一時ストップさせます。でもこれでは前回と同じです。 結局、根本の所は何も解決されておらず、色が目立たなくなっただけで脂肪は残ったままです。それに脂肪の大きさは12月よりは大きくなっているのは 明らかであり、このまま様子を見ても切除となった際に肛門にかかってきてしまい切除不可能になってしまいます。おそらく手術ということになると思われます。 手術代も聞いておいた。用意しておかなくっちゃ。２〜３万らしい。切除した脂肪を細かい所まで検査して欲しいので病理検査もする事になる。検査代が１万円。 合計４万位になりそうである。麻酔の危険性も先生からお話があった。今のところ、先生の所では麻酔による事故はないという。でもアレルギー反応を起こす仔も居るので 絶対に大丈夫と言う保障は無いということだった。それと術後が一番心配だと先生は言っていた。気にして舐めたり噛んだりしてしまうと雑菌が入ってひどくなる可能性があるらしい。 犬猫だと首に装着するカバーが あるけど、フェレは首が無いので装着出来ないということだった。ユウチャン、大人しく寝ててくれないかなぁ・・・。 ＜今日の診療明細＞ ・診察料・・・600円 合計：630円（消費税込み） ＜左が17日の写真で右が今日の写真です＞ →→→→ 2003/05/28(水）【経過報告2】 一時抗生物質の投与は中止しておりました。しかし、本日再発しました。 またお尻の所が赤く血豆のように膨れ上がっております。すぐに獣医の先生に電話。残っていた薬をまたあげる事に。夕方確認 したら血豆の様な所がつぶれてカサブタになってました。ユウが噛んで潰したみたいです。う〜ん、早く検査結果が出ないかなぁ・・・。 2003/06/03（火）【病理結果報告】 ユウちゃんの細胞の結果報告あり。「肥満細胞腫」ではなく、「毛包上皮腫」という病名でした。良性。 「肥満細胞腫」は転移する恐れがありますが、「毛包上皮腫」はそれはありません。切開すればキレイに治るそうです。毛穴にばい菌が 入って化膿してるみたいな状態です。ユウはそれを繰り返しているのです。現在はカサブタになっています。問題は術後にユウチャンが噛んでしまう恐れがある事。私が徹夜してでも見てないと。仕事が数日無い日を選んで手術日を決めました。 16日（月）に決行します。またその時に報告します。 ＜左が5月17日の写真で右が今日の写真です＞ →→→ 2003/06/13(金）【手術前検診】 獣医さんの所へ連れて行った。病理結果のFAXのコピーも渡された。「毛包上皮腫」という字がデカデカ書かれていた。 でも・・・どうしてこういう業界って字が汚いんだろう・・・（泣）。 先生が読み上げてくれたけど自分で読もうとすると読めないよ（滝汗）。16日（月）の10時に先生の所へ行く。9時まではご飯はあげて良いと いうことになった。昼12時から手術開始するそうだ。手術後にすぐにご飯を食べさせたいと先生が言うのでアトラスキャリー20に入れて行く事になった。 これならご飯もお水もトイレもハンモックも付いているし安心だ。手術は吸引麻酔を行い生検パンチという筒状の器具で丸く腫瘍を切り抜く。サイズが複数あり「５」という サイズの物になりそうだ。手術前には写真を撮らせてもらおうっと。手術自体は５分もあれば 終わるだろうという事だ。あとはユウがその傷を舐めたりして化膿させない事が重要である。徹夜で監視頑張れるかなっ。 ＜今日の診療明細＞ ・ユウの体重・・・700g（50g減） ・診察料・・・600円 合計：630円（消費税込み） 2003/06/16(月）【結果報告】 ずっと以前からお伝えしておりますが、ユウのお尻の手術日。その名も「毛包上皮腫」。ただし、仮定です。前述の病名は一部の細胞の病理結果でしかありません。 本日採取した全体の細胞をもう一度病理研究所に出して全ての細胞を調べてもらいます（以下の写真右）。使用する器具の写真も撮影させてもらいました。 その器具とは・・・生検パンチ。正式名称は「生検トレパン」と言います。以下に写真とメーカーのページを公開しています。興味ある方はご覧下さい。 ユウはサイズ「５」を使用。メーカーページで言うと、「BP‐50K　5.0mm」の物。この器具でお尻の細胞をくり抜いた事になりますね。今回は 内縫という糸が出ないやり方で中側の皮膚を縫い、表は医療用の接着剤で留める予定でしたが、皮膚が薄かったそうで上からそのまま縫いつけました。 術後すぐユウチャンたら早速、先生の目を盗んで縫合した糸を一部取ってしまいました（泣）。外してしまった所は医療用接着剤でくっつけています。 これから監視業務頑張ります。 →→→→生検トレパンのメーカーはコチラ！ 　　 〜以下は今までの軌跡〜 →→→→→→ ＜今日の診療明細＞ ・手術、麻酔代・・・15,000円 ・注射料・・・1,600円（２回分） ・点滴・・・1,200円 ・抗生物質（内服液）・・・1,380円 ・病理検査料は後日支払い 合計：20,139円（消費税込み） 2003/06/17(火）【術後１日目】 お尻の横っていうは厄介だ・・・。ユウちゃんがフンチして踏ん張る度に傷が開いてしまう・・・。 そもそも、ユウチャンが糸取っちゃったのが悪いんだけど。朝も血がにじんでいた。昼過ぎにはやっとカサブタになってきて 止まり始めた。ユウがトイレに行くたびにドキドキしてしまう。 ユウのお尻はカサブタなのでそのままにしておくことになった。消毒液をもらった。ばい菌が入ると大変だから。こすらないようしなくっちゃ。 ＜今日の診療明細＞ ・診察料・・・600円 ・消毒液・・・500円 合計：1155円（消費税込み） 2003/06/25(水）【え〜っとぉ。】 ユウチャンのお尻のカサブタと糸が自然に取れました。カサブタ取れたらタカと一緒にして良いっていう事だったので、 今日、タカと同じケージにユウチャンを戻しました。朝一緒にさせて出勤してしまったので、二人の様子を確認することは 出来なかったです。ちょっと残念・・・。飼い主でありながら、何処が傷跡か分からなくなってしまいました。さて、何処でしょう？ 剃った所に毛が生えてないのがちょっと気になる・・・。 2003/08/02（土）【病院・・・】 仕事が終わってからフィラリアの薬をもらいに病院へ。それと検査結果の詳細を聞かなくては！ 今までの経緯では、所見は「肥満細胞腫」、その後針で細胞を採取して検査した時は、「毛包上皮腫」。 そして今回、切除した部位を病理検査に出した結果、明らかになった名称は、やっぱり「肥満細胞腫」。ここでフェレ飼いさんに声を 大にして言いたいのは、、、、「腫瘍が出来たら切除して病理検査しなければ、はっきりした病名は分からない！」と言う事。 「うわべの検査はあてにならな〜〜い！」という事である。先生の所見の方が合っていた・・・ということになる。ふむ。 ＜今日の診療明細＞ ・診察料・・・1200円（2匹分） ・フィラリアの薬代・・・800円（2匹分） ・病理組織検査代・・・10000円 ・体重・・・ユウ750g（前回より50g増）タカ1.05kg（前回より50g増） 合計：12600円（消費税込み）

2004.03.13作成
2004.03.16公開

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